購入型クラウドファンディングとは?

購入型クラウドファンディングとはどんなものか?

前回は各種クラウドファンディングについてざっと説明しました。

今回は購入型について掘り下げてお話していきたいと思います。

 

目次


購入型とは

購入型のメリット、デメリット

購入型の例

まとめ

 

購入型とは


購入型の大きな特徴は金銭以外の商品やサービスを受けられる事と、支援金を何に使うのか明確になっている事です。

寄付型は目的が大雑把(地元を良くする、復興支援等)なので寄付金の使い道が不透明(不明確)ですし、支援者に対して送る返礼品もあくまで「善意」です。

それに対し購入型は、こういう事がしたくて、それにはいくら必要で、これだけ支援してくれたらこういうサービスをします!と明確になっています。

 

購入型のメリットデメリット


・メリット(企画者)

自己資金が無くても利用できる!

基本的に集まった金額の○%が手数料として「差し引かれて」資金の受け渡しを行いますので、専属契約等の特殊な協力関係にならない限り自己資金は必要ありません。

「All or Nothing」ではお金が集まったら成立で集まったお金の中から○%の手数料が支払われ、不成立の場合手数料等は一切発生しない契約がほとんどです。

「All in」では目標金額集まっても小額しか集まらなくても成立として、集まった金額の中から○%手数料が差し引かれて企画者に資金が渡ります。

個人でも利用可能!

これはどのクラウドファンディングでも当てはまりますが、何より手軽です。

審査も銀行ほど難しくないので学生でも手軽に利用できます。

好意的に考えている不特定多数の元へ情報を拡散できる!

これが一番大事です。そもそもクラウドファンディングサイトに登録している人は支援したいか支援してもらいたい人です。

これは完全な不特定多数1000人に見てもらうよりも支援してもらえる可能性が高いと言うことです。重要ですよね。

サイトによっては応援コメント返信コメントがあり、支援者との生の意見交換が行えます。

事前販売という側面もある!

例えば映画を作りたい。5000円寄付してくれたら無料で試写会へご招待とか。

この場合製作者は支援金をゲットでき、視聴者もゲットできます。また映画に惚れてくれれば周りの人に広告してくれるでしょうし、何より一緒になって映画制作に関わってくれえるパートナーを得られるのです。

・デメリット(企画者)

ありません。

「お金が集まらなかったらどうするんだ!」、それはどんな資金調達にも付き物です。偶然なのか必然なのか、とにかく計画の見直しが必要です。

少なくとも情報を拡散でき、失敗を学べて、あわよくば一人でもファンを増やせたならメリット以外無いと思います。

 

・支援者メリット

面白いことが見つかる!

私たちが思いもつかない、もしくは実行しなかったアイディアを形にしたいという人が大勢集まっています!

ライヴ感を味わえる!

例えば映画「この世界の片隅に」

企画に共感して支援して、実際に試聴してみたら面白くて!

それが大ヒットして多くの人に観てもらって、最後のエンドロールに支援者として自分の名前が流れてくる!

これって嬉しくないですか!?興奮しませんか!?

・支援者デメリット

ありませんと言いたいですが極々稀に企画が実行されないリスクがあります。

基本的に目標金額に到達しなければ不成立として返金されますが、成立した後の企画不実行は100%企画者の責任であり支援者にもサイトの運営側にも防ぎようがありません。

購入型の例


2017年製作の映画「カメラを止めるな!」を例として上げてみます。

こちらはクラウドファンディングサイトMotionGalleryから資金調達。

一口500円から15000円で支援金に応じて「限定公開の製作日記」や「チケット」「オリジナルTシャツ」「打ち上げご招待」「エンドロールにサポーターとしてお名前掲載」などのサービスが受けられます。

実名と写真、製作スケジュール、予算内訳、想定されるリスクまで事細かに書かれた面白くも誠実な印象を受ける素晴らしい企画でした。

結果、150人以上の協賛者から制作費約300万円の内150万円を調達できました。(企画の目標金額は100万円なので成立)

そして2017年11月の先行公開、海外で数々の映画賞を受賞、2018年6月から新宿と池袋の2館で劇場公開してからもその勢いは止まらず2018年8月から全国200館以上の映画館で上映されることとなりました!

 

まとめ


購入型が企画者、支援者にとって非常に価値のあるものだという事を紹介しました。

この文化をより多くの人に理解してもらえたら幸いです。

 



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